
息子さんと二人で小さな宿と喫茶店を
切盛りしている女将さんがいます。
お客さんとの対応が評判で、固定客がつき、
口コミでお客が増え、忙しくなりました。
そうこうしている矢先、二人とも体調を崩してしまったのです。
blog 「 かもめや日記 」 を抜粋すると
『 夏から秋の過労がたたって、息子も私もとうとうダウンしてしまった。
働こうにも、体がいうことをきかない。
せっかく小樽の旅を楽しみにしているお客さんに、ヨロヨロしながらの応対では
申し訳ないので、この際、思い切って宿も喫茶店もしばらく休むことにした。
「 とうとう かもめや はつぶれたか 」 と思っているお客さんも
いるかもしれない。
いやいや、それどころか、身に余る評価を得て、 「 ほんと? うちのお店、
そんなによく言っていただいていいの? 」 というくらいなのだ。
ありがたいことなのだが、それだけの評価をいただくというのは、
2人でそれだけ働かなければならなかった、ということでもある。
しかし、店の者が死んでしまっては元も子もない。
だから、2人が再起するために、エイッとばかり休むことにした。 』
かもめや日記 blog はコチラから。
http://blog.kamomeya.main.jp/
かもめや日記
ダウンしてつらい思いをしている女将さんから、豆福に絵葉書が届きました。
苦しいのに、それを押して、豆福を気遣ってのことでした。

自分のことは、さておいて、他人の心配をする。
なかなかできることではありません。
その気持ちに、心が震えました。
ありがとう。 感謝します。
そして、貴女と息子さんにも温かい陽の光が届きますよう
身体のきしみが、心のきしみが回復しますよう
祈ります。
小樽の砂浜に力強い足あとが続くことを期待して。


