
中空知 ( なかそらち ) では、7月初旬~8月初旬が挿木の適期。
「 暑い、暑い 」 と言っているうちが、バラ の挿木の適期なのです。
お盆を過ぎると、もう秋風。
挿木をしても発根効率は低下します。
花を切る ついで に枝を選んで、挿木をしました。
もう、植えるところもないのに ナゼ 挿木を? いぶかられるかもしれませんが、
冬越しで アウト になる株もあるので、予備軍の育成です。
野球でいう二軍のようなもの。
この中から一軍入りするのもあれば、よそさまの庭に トレード されていくのもあるのです。
挿木の成功確率を聞かれると、乱暴な言い方ですが、
「 発根率 50 %、冬越し成功率 50 % 」 と答えています。
「 翌春、育てることができるのは、4本に1本 」
挿木を繰り返していると成功確率は上がるのですが、
これより成功確率が高かったら、めっけもんと思うようにしています。

今回の挿木は、イレギュラー が2本も出てしまいました。
挿して間もなく ツボミ を付けたのです。
ツボミ に エネルギー を取られるので、発根 エネルギー が低下する。
ツボミ を カット するのが常道なのですが、
ちょっと サボって いたら、花が開いてしまいました。
上の写真は、クイーンエリザベス。 大きさは、まるで ミニバラ。
今回の挿木は、「 こんなことをしてはいけません 」 という見本になってしまいました。
サテ、今回の挿木の成功率は何パーセントになることやら。
ps.
斑入りのホスタ ( ギボウシ ) があります。

今年は、なぜか花上がりが遅くて、
何度も葉の中を覗き込みました。
あまり葉をめくるので、ホスタからは
「 7年目の浮気 」 や 「 スカートの下の劇場 」 かと

疑念を持たれそうですが・・・決して、盗撮なんぞ していません。
花が上がってくるのを待っていたのですョ。


