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ローズミンタラ

欲張りプラン

27日(木)は、薔薇の手入れを休みました。

豆福と札幌の花フェスタを見に行ったのです。

会場は大通公園の4丁目から7丁目まで。

札幌行は稀なので、この際、北海道近代美術館で「東山魁夷」展も見て、札幌芸術の森で「砂澤ビッキ」彫刻展も見てこようという欲張りプラン。

歩くのに自信のない身としては少しの覚悟(?)が必要でした。

 

【花フェスタ】

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花フェスタでは、高校生のガーデニングコンテスト、ハンギングバスケットコーナー、蘭パピリオン、ガーデニング雑貨、花材などが取り扱われているのです。

例年より出店ブースが少ない。

平日のせいもあって、人出も少ない印象でした。

今回の花フェスタでの収穫は・・・

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ハンギングバスケットの裏に取り付ける部材です。

ここに写っているレンガタイルのような背景は、発泡スチロールなのです。

軽くて加工しやすく水に強い。

な~るほど、こんな背景にするとハンギングが引き立つんだ!

参考になりました。

 

もう一つはこの石碑の文字

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大通公園の6丁目に建っているのですが、糸偏の「紀念碑」と彫られているではありませんか。

一般的には言偏の「記念碑」ですよね。

なぜ糸偏なのかな~? 

後で調べることとして、ご存知の方は、ご一報をお願いします。

 

【東山魁夷展

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次は、近美の「東山魁夷展」です。

「唐招提寺( とうしょうだいじ)御影堂(みえいどう) 障壁画(しょうへきが)」 は非公開で、年に3日だけ公開されるのだそうです。

それが北海道で見ることができる。 嬉しいことです。

撮影はNGなので、実物は行ってご覧いただくしかないのですが、ネットに一部公開されていますので、アドレスを貼り付けておきますので、ご覧ください。

http://higashiyamakaii.hokkaido.jp/


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大きな障壁画は、白黒の水墨画と緑青の彩色画。

光源は表にあるのに、裏から光が投影されてているかのように見える障壁画でした。

まるで光がそこにあるかのように感じるから不思議です。

水墨画は、薫風にたなびく湖水柳や幽谷深山の雲の流れが描かれて、季節は温かいはずなのですが、ボクの目には吹雪に映りました。

冬の寒さとモノトーンの世界に痛めつけられて、目が曇ってしまったのかもしれません。

 

緑青の彩色画は、海の波濤と深山の針葉樹林、滝の飛沫や雲海が印象的。

この青の濃淡だけで森羅万象を現す勢いには圧倒されました。

 

ここで午後3時。

札幌芸術の森美術館までは車で3040分かかるので、帰宅時間を考えると、躊躇しましたが、ビッキ展の終了は6月末。

帰宅が遅くなるのを覚悟で行くことにしました。


【砂澤ビッキ展】

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彫刻は絵画と違うので、撮影可を期待したのですが、これもNG

やむを得ません。

これもアドレスを貼り付けておきますので、ご覧ください。

https://artpark.or.jp/tenrankai-event/bikkykaze/

 

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東山魁夷展の印象は「光と風(薫風)」でしたが、ビッキのテーマも「風を彫った・・・」でした。

今回は似たテーマの作品に巡り逢いました。

 

繊細で緻密な作品と粗削りで雄大な作品群が展示されていました。

躁状態のときには雄大な作品に取り掛かり、鬱状態のときには繊細な作品に向かう。

作品の背景にあるもの感じさせられた芸術の森です。

 

今回は時間の都合上、見ることはできなかったのですが、野外に展示されている「四つの風」という大型木彫があります。

「四つの風」は高さ5.4メートル、直径90センチのアカエゾマツ4本の柱でできた作品。4本の柱のうち3本が腐食のための倒壊し、残るは一本のみ。

以前から朽ち果てることは想定されていましたが、ビッキの遺志を尊重し、修復せず展示。

倒れた柱も撤去せず、今後もこのままで展示を続けるという。

四本目が倒れないうちに、見に行こうと思います。

 

 

ps.

「北海道美術ネット別館」からの引用です。

「ビッキは生前次のように語っていたそうです。

人が手を加えない、自然のままの樹木を素材とする。

したがってそれは生き物である。

生きているものが衰退し、崩壊していくのは至極当然である。

それを更に再構築していく。

自然はここに立つ作品に風雪という名の鑿(のみ)を加えていくはずである。」 

 

 

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コメントコメント


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「記念」と「紀年」の違い。大通公園の石碑ですから間違いと云うこともないですよね。といって、違いを説明できるわけもなく、早速『日本国語大辞典』を引いて見ました。

「記念」〖名〙(紀年は誤用)後日の思い出として残しておくこと。また、そのもの。思い出。かたみ。
「紀年」①ある一つの紀元から数え始めた年数。②満一二年。十二支を付した年が一巡した年。期年。

との違いがわかり、「紀年」②に当たるのでしょうかね。
石碑の管理の所管の役所に聞いてみても分かるかもしれませんね。

それはさておき、中味の濃い日本画と彫刻の展覧会の鑑賞でしたね。

takarinn | URL | 2019/06/30 (Sun) 11:01 [編集]


Re: 紀念

Oh! 早速の調査ありがとうございます。
お手を煩わしてしまい、申し訳ありません。
あいにく『日本国語大辞典』は持ち合わせていないので、ためしに『広辞苑』を引いてみると、「紀念」は誤用と一刀両断。
ん~、参った。
もう一度、石碑をよく見てから管理する役所に聞いてみようと思います。

大福 | URL | 2019/06/30 (Sun) 21:51 [編集]


 
 

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