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ローズミンタラ

お江戸でお花見(2)

翌日、東京都美術館の近くまでホテルの車が送ってくれました。

健常な人は歩くに苦にならない傾斜と距離ですが、ボクの足ではちょいと困難。

タクシーを頼むには、運転手さんに気の毒な距離。

まいったな~、と思っていただけに助かりました。

 

「奇想の系譜展」は、江戸絵画ミラクルワールドと銘打っています。

美術史家・辻惟雄氏の著書『奇想の系譜』に載っている作家を基調に、白隠慧鶴、鈴木其一をプラスした8人の鬼才の絵画展。

伊藤若冲、曽我蕭白、長沢芦雪、岩佐又兵衛、狩野山雪、白隠慧鶴、鈴木其一、歌川国芳の作品群とご対面してきました。

s-1139-1奇想の系譜展ポスター 


お目当ては伊藤若冲(いとう じゃくちゅう)の作品。

極彩色に描かれた鶏が躍動するさまは、力強く、鳳凰、孔雀などからはエネルギーがほとばしります。

 

そして、彼は「千載具眼の徒を竢つ」と言い残しているのですが、これは「見る目のある人を千年待つ」という意味でしょうか。

「樹花鳥獣図屏風」はまるでパソコンの画面を拡大したドット画を見るかのようなのです。

赤のドットと青のドットを並べ、遠くから見ると紫を表現しているという具合です。

江戸時代にまるでコンピュータを知っていたかのような技法。

彼が「千年待つ」と言ったのは、千年後の世界からやってきたから言えたのかもしれません!?


「奇想の系譜展」 

https://kisou2019.jp/works.html

「奇想の系譜展」を開いて、左側の見出し「作家と作品」をクリックすると、8人の作品をご覧になれます。

 

若冲の作品といえば、極彩色で奔放で緻密なイメージなのですが、墨絵もあります。

s-1139-2.jpg 

右の図が『蝦蟇河豚相撲図』(がまふぐすもうず)

ガマがフグと相撲をとっている図です。

なんとコミカルなことよ。

まるで鳥獣戯画の世界です。

楽しくなり、つい、絵葉書を購入してしまいました。

 

8人もの作品を見るともなると、作品と人との関連がグチャグチャになりそうなので、音声ガイドを借りました。

解説付きならば、作品と人の記憶に残るのではないかという思惑からです。

 

ぜ~んぶ見終えるのに約2時間30分。

午後に豆福の友人と会う約束もしていたので、館内でランチを取ることにしました。


s-1139-3奇想の系譜コラボメニュー 


「奇想の系譜展」とのコラボ企画ランチです。

伊藤若冲の作品をイメージした鶏とカラフル野菜のランチです。

 

同じものを2人で頼んでは、芸がない(?)

もうひとり分は、数量限定のカキフライ定食にしました。

数量限定の割には、すんなり出てきました。

限定とは、何食分だったのでしょうかね?

s-1139-4.jpg 

半分ほど食べたところで、プレートを交換。

すると、違う味を楽しむことができるではありませんか。

一食で二種類の味を楽しむ、欲張りランチの完成です。

 

友人との待ち合わせ場所は東京文化会館。

「せっかくだから花見でもしようと思って・・・」

彼女は携帯用の椅子を3脚、背負ってきてくれたのでした。

遠いところを荷物を背負って・・・ありがとうございました!

s-1139-5.jpg 


「さくら通り」には大勢の花見客が陣取っていました。

桜木のそばの一角に座らせてもらったのですが、好天に恵まれ、日差しが暖かい。

桜の開花に触発されて、話にも花が咲きました。


場所を移動してコーヒーでもいただきましょうか?

東京文化会館のカフェテリアで豆福たちがコーヒーと共に持ってきたのは・・・

s-1139-6.jpg 

なんと、桜餅!

ミスマッチの組み合わせかと思いきや、なんと、これが意外にイケる。

ご不信の御仁は、一度お試しあれ。

 

楽しい時間の過ぎるのは早い。

帰る時間になってしまいました。

 

温かい気分で帰ってくると、千歳につくなり白い雪が歓迎(?)してくれるではありませんか。

こちらの桜は、4月末か5月の初旬?

早く、桜の季節が来てほしいな!

  

ps

羽田の売店で売っていました。

s-1139-7.jpg 

賞味期限は5月16日。

その頃は新元号ですから、「平成レトロまんじゅう」と改名されるかも。


「平成」の名前の由来は「内平外成(内平かに外成る)」、「地平天成(地平かに天成る)」の故事からで、「国の内外、天地とも平和が達成される」という意味であったはずなのですが、千年後に振り返って見られたとき、どう評価されるんでしょうね。

 

 

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コメントコメント


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ひと足早いお花見最高!しかも楽しい美術館鑑賞がメインの一泊二日という、なんと粋な旅!身も心も軽やかに楽しむって素敵です。

jyarinnko | URL | 2019/04/10 (Wed) 22:59 [編集]


Re: タイトルなし

一泊二日で、な~んて勿体ない気もするのですが、一度に花見と若冲を見ることができたので「佳し!」です。
今年は、2度も花見ができて、贅沢な気分にひたれそうです。

大福 | URL | 2019/04/11 (Thu) 09:37 [編集]


 
 

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