
寒い!
先週は、「暑い、暑い、6月なのに真夏だ!」と言っていたのに・・・。
今週は、一転して4月並みの寒さ。
低温、霜注意報まで出る始末。
ついに、暖房を入れてしまいましたよ。一体どうなっているんじゃ?
あっ、天候の激変は横に置いといて・・・ジャム作りのお話です。
地元農家のTさんから最後通告が来たのです。
「もう、いちごがなくなるよ~」
晴天が続き過ぎると、いちごの粒が十分に大きくならないうちに熟してしまい、売り物にならなくなってしまうのです。
慌ててTさん宅へ。
鮮度が命の果実。
早朝に起きて、収穫し、選果し、箱詰めして出荷。
手間ひまを考えると楽な仕事ではありません。
手のかかった小粒の苺を格安で分けてくれるのですから、ありがたいことです。
まずは、いちごを水洗い。
ザルにとって、水を切ります。
いちごのヘタを取り除いて、計量してから鍋に投入。
つい、つまみ食いをしたくなるのですが、それは計量する前に しておきます。
果実重量の50%グラニュー糖をかけ、しばらく置くと果汁が滲み出てきます。
軽くかき混ぜると、果汁の出方が早くなります。
火を入れると、果汁がどんどん滲み出ます
いちごを煮ているときは、焦げ付かないように木べらで絶えず撹拌しているので、手がだるくなるのですが、部屋中が甘い香りに包まれて、至福のひとときでもあるのです。
いちごジャム初心者の頃は、アクが気になって神経質にすくっていたのですが、最近はやめました。
品質や味に大差ないことが分かったからです。
余り煮すぎるとアメ状になってしまいます。
木べらで撹拌しているときに鍋底が見え始めたら出来上がりのサインです。
ゆるいかな~?と思っても、冷えてくると思っていたよりも固くなっているものです。
出来上がったジャムは、ジップロックに詰めて冷凍保存します。
プリザーブスタイルのジャムが10個、
これで約一年分のジャムができました。
朝のヨーグルトに、トーストにトッピング。
紅茶に入れると香りが楽しめます。
去年作ったのが冷凍庫に、あと一個あるので、新しいジャムが口に入るのは・・・来月かな~!


