
ローズミンタラには、時季が来ると花をつける名脇役がいます。
はびこりすぎて、ときどき整理しますが、強いのですぐに復帰します。
【タイム】
先日、某ブログにこのような写真が載っていたので、真似をしてみました。
写真だけ見せられても、実物の大きさが分からないので、「???」ですよね。
花をデジタル拡大したものですが、正体は「クリーピングタイム」といいます。
このように写すと、大きさが分かっていただけるでしょうか?
先日は工作物の「CAT のWELCOME」を載せましたが、今回は足元のタイムが主役です。
ボーダーガーデンのラベンダーとミニバラの間を埋めるハーブです。
通路の脇からレンガの上に侵入してきました。
丈夫なので、踏んで歩いてもOK。
踏むとタイム特有のいい匂いが漂います。
【ツルニチニチソウ】
薔薇には青色がないので、補完するにはいい色合いです。
花言葉は、「楽しき思い出」「幼なじみ」など。
優しい花言葉にほだされますが、実に強い、強すぎる植物です。
ポット苗一株から、増えに増えて西の一角を占拠しました。
放っておくと、庭全体を占領されかねません。
【チャイブ】
まだ花は開いていないのですが・・・
これもハーブの一種で、薔薇との共生植物と言われています。
虫よけになるとのことで、薔薇の周囲に球根を植えました。
ネギ坊主のような花で、ピンクなのでそれなりに綺麗で食用にもなるのですが・・・
虫除け効果は期待はずれ、大きくなりすぎ、増えすぎ・・・で、今や規模縮小中です。
【キンポウゲ】
鉢ではなく、下側の黄色い花です・・・野良植物。
野良犬、野良猫、野良キンポウゲ
どこからか飛んできて、ローズミンタラに定着してしまいました。
野良植物が侵入してくる手口はこんな風ではないでしょうか。
(その一)
新参者は、新天地に着地すると周辺の植物を真似た形で生えて来ます。
植物が擬態をするかは?なのですが、生え始めは周りと見分けがつきません。
一定期間経過すると、一気に大きくなり、自己主張を始めます。
「いつの間に、こんなところに!」と驚くことになるのです。
大概は庭にふさわしくないものですが、ときにはキンポウゲのような花も飛んできます。
(その二)
はじめから「私は選ばれし者よ」と言わんばかりの姿で生えてきます。
これは主に樹木が多くて、松、紅葉、ジューンベリーなどが自己主張して来ます。
放っておくと雑木林になりかねないので、早めに退散願っています。
【ビオラ】
花茎の大きいのがパンジー、小さいのがビオラと呼ばれているようです。
強健で一度庭に植えると、こぼれ種で毎年花を咲かせます。
種が弾け飛ぶので、思わぬところで咲きます。
労せずして薔薇の足元で次から次へと咲く名脇役の一員です。
さて、主役の薔薇はと言うと、状態のいい薔薇は、小さな蕾をつけ始めました。
冬の間、寒さに痛めつけられた薔薇は、徐々に復帰し始めました。
気温が上がってきたので、これからが楽しみです。
今年も順調に咲いてくれるといいな。


