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ローズミンタラ

メガネの言い訳

読書週間にちなんで、最近読んだ本を3冊ほどご紹介。

読書離れが取り沙汰されて、久しい。

ボクも老眼鏡を掛けるようになってから読書の量、スピードともに激減。

メガネで視野が狭まったから・・・と言い訳をしていました。

ところが、伴侶の豆福はメガネを掛けているのに、本の虫。

読書量、スピードともに太刀打ちできません。

 

今夕の北海道新聞の記事です。

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「読書量減 スマホが主原因」

なるほどね。

一日24時間の絶対量は決まっているので、スマホ時間が長くなると、その他の時間が少なくなるのは自明の理というわけですか。

ボクもこの新聞の画像はスマホアプリでスキャンしました。

 

初めにご紹介する2冊は、外山滋比古(とやま・しげひこ)さんの著書です。

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1983年に刊行された「思考の整理学」は、1986年にちくま文庫化されたものですが、東大・生協文庫の売上で幾度となくトップを獲得したと言われています。

それはどんなものじゃ?

遅ればせながら、読んでみると、

“これからの時代で必要とされるのは、先生と教科書に引っ張られて飛行するグライダーではなく、自力で飛び回れる飛行機人間である”とか、

“思考を整理するには、寝かせることが大事で、知識をいたずらに所蔵せずに、必要なもの以外は忘れてしまうべきだ“などという趣旨のことが満載。

どこかで聞いたような気もするけれど、整理して言われてみると、もっともだと納得する。

さすがに200万部以上も読まれている大ベストセラーです。

 

「知的な老い方」(だいわ文庫)は、第1章の「スタイリッシュ・エイジング・・・かっこよく年をとる」に惹かれて求めたものです。

年老いても、ライフスタイルでは “かっこよくありたい” ではありませんか!

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この文庫本で一番気に入ったのは「文字の大きさ」です。

右が「思考の整理学」、左が「知的な老い方」

文字が大きいと、読みやすい。

スピードを感じながら読むことができる。

比較すると、雲泥の差でした。

 

ちょいと堅めの本をご紹介したので、3冊目は、知的は知的でも病垂れのついた本のご紹介。

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故・開高健(かいこう・たけし)さんの「知的な痴的な教養講座」(集英社文庫)です。

かつてサントリーのコピーライターとして勇名を馳せただけに “語彙が豊富”

ふだんはお目にかかれない「鎧袖一触(がいしゅういっしょく)」などという言葉が平気で出てくるのです。

しかも、狂養(?)講座であるだけに痴的好奇心も突いてくるのですから、文字は小さくとも一冊50章はあっという間でした。

 

これで分かったことは、文字が大きく、知(痴)的好奇心をそそる内容のものであれば、「メガネの言い訳はいらない」ということでした。

 

 

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