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ローズミンタラ

夜の秋

暑い日が続いています。

温度と湿気が高くて、サウナルーム顔負けの日も。

ところが、日が暮れるとクールダウンして、涼やかになる日も出始めたのです。

日夜の温度差が大きいのが北海道の特徴

メロンを始めとして野菜や果物が美味しくなる北海道の気候です。

 

暑い、暑い、と言っているのも今のうち。

季節は実感とは離れたところから変わっていくのかもしれません。

 

画像が粗いのですが、84日の北海道新聞の「新北のうた暦」です。

s-1166-夜の秋


「漁具にみな 残る焼印 夜の秋」

このうたの「夜の秋」に目が止まりました。

「夜の秋」とは季語だったのです。

『夏も終わりに近づくと、夜分などは涼しくてあたかも秋のような気配を覚える。それを俳句では「夜の秋」という。』

 

これを読んで気づいたことがあります。

古今和歌集の「目にはさやかに見えねども風の音にぞ驚かれぬる」

これは、立秋(今年は88日)に詠まれたうたです。

このうたがインプットされていたので、紅葉の色づきなど目で分かる前に風の音のうつろいで秋を感じるのが風雅なのだ思っていました。

 

ところが、「夜の秋」は風の音よりも早く、宵闇の中に肌で秋を感じるというものです。

五感で感じるのですから目や耳や肌以外にも感じることができるかもしれません。

でも、肌で感じる秋が一番早そうです。

先達の「夜の秋」を見つけました。

”俳諧の寝物語や夜の秋”   

”片よせて宵寝の雨戸夜の秋”         

夜の秋は、意味深でもあるようです。



 

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