
猛烈な地吹雪に見舞われました。
あちこちに吹き溜まりができ、子どもたちが通学に難儀しました。
先日、豆福とオペラに行ってきました。
オペラなので、イブニングドレスにタキシード、正装でお洒落を決め込んで・・・
そんな心配はないのです。
会場が地域交流センター「ゆう」なので、普段着でもOK。
出演者とのアフタートークの部屋が用意されていました。
こちらはちょっとおめかしをしてワインを頂くところです。
オペラは得意なジャンルではないので、事前に下調べをしました。
「トスカ」はナポレオンが活躍する時代のローマが舞台。
主な登場人物は
●主人公のトスカ(ソプラノ):歌姫。カヴァドラッシの恋人。嫉妬深いのが玉に瑕。
●カヴァドラッシ(テノール):画家でトスカの恋人。
●スカルピア男爵:ローマ市の極悪警視総監。
●アンジェロッティ:画家の友人。政治犯として追われている。
●スポレッタ:スカルビア率いる秘密警察の密偵
歌姫トスカに横恋慕する暴君スカルピアが、トスカの恋人で画家のカヴァラドッシを政治犯のアンジェロッティを庇った罪で拷問し、処刑を撤回する見返りに彼女の体を要求。
トスカはスキを見てスカルピアを殺す。
見せかけで銃殺となるはずのカヴァラドッシは実弾で殺され、追手から逃げたトスカは、悲憤を抱え壁から身を投げる。
このときナポレオンがオーストリア軍を破っていたので、あと一日後であれば、権力者の力関係が逆転するはず(?)の中でのお話。いたたまれない悲劇です。
ミニ版のオペラですが、トスカの恋人カヴァドラッシ(テノール)の声量は素晴らしく、「ゆう」の大ホールに響き渡りました。
オペラで主役の男性はテノールが多くて、悪役はたいてい低い声なのだそうです。
アニメの声優の選択肢と似ていて、ちょっとユーモラス。
一話3幕、90分の公演でした。
日本語のオペラなので、聞いていれば意味が分かる。と思っていましたが、うかつでした。
声量に押されて歌詞を聞き分けるのが難しい。
下調べをして行ったのに、意味不明のところがちらほら。
もっとも、オペラはイタリア語で意味不明であっても、臨場感に浸ることができたなら、それでもいいのだそうです。
帰ってきてから資料で復習すると、その後の楽しみの幅が広がるというのです。
生憎とイブニングドレスやタキシードの持ち合わせはなかったのですが、日常とは違う時間を楽しんできました。
「トスカ」のあらすじと解説は、こちらから。


