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ローズミンタラ

目にはさやかに

寒暖の変化が大きくて、しかもそれを繰り返すので身体がきしみ始めるようになりました。

気持ちは若造のつもりでいても、身体は正直です。

 

古今和歌集の「秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる」は、「秋が来たと、はっきりと目には見えないけれど、風の音で秋の到来に気づきました」という移りゆく季節を詠ったものですが、当地では目に見えてやってきました。

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吊り鉢のオレガノケントビューティの紫色が濃くなり始めると、それは「秋風」の到来なのです。

 

先日は、これでもかと言わんばかりに大雪山連邦の黒岳で初雪が降りました。

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山頂では、「もうすぐ冬だ」という予告編なのでしょうが、平地ではまだ秋を堪能しておりません。

冬将軍様、平地を雪景色にするのは、もう少々お待ち下さい。


夜になるとキリギリスの「ギーッ、ギーッ」という鳴き声とコオロギの「コロ、コロ」という鳴き声がするのです。

夏と秋のせめぎあいなのか、夏の虫と秋の虫が合奏して田舎の庭は真夏よりも賑やかになります。

 

【ガーデンオブローゼズ】

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咲き始めの花と全開の花では、同じ花とは思えないほどに変化するバラです。

 

【アンクルウォルター】

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つるバラなので横に誘引して咲かせるのですが、来年用のシュートはそのままにしています。

すると、気分良く縦に伸びて、ホウキのように咲きました。

背伸びしても花を見ることはできなくなってしまいました。

 

【秋バラの芽】

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元気に秋バラの芽が伸びています。

今年は、元気が良すぎて一本の枝に上下2つの花芽が出てきたのがあるのです。

雪が降る前に咲いてもらうには、どちらか一方だけにします。

さあ、もうひとふんばり。来月末には咲いてよ!

 

 

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ラッキー・セブン

今年のお天気は何という激しさなのでしょう。

先月、西日本で豪雨被害があったと思ったら、8月は東日本で雷と豪雨、そして西日本は猛暑。

北海道では寒さが収まらず、やっとお天気に恵まれたと思ったら晴れっぱなしで水不足。

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そして、又しても雨が降りっぱなし。

自然を相手にしていると「風神、雷神」様には、お引取りいただいて、「天照様、竜神様」には程々にご活躍いただくようお願いするばかりです。

 

ローズミンタラのバラは夏の花が終盤になり、秋の花の準備に入りました。

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もう秋バラの芽が伸び始めたのがいます。

ふつうは、花を切った直下の5枚葉の付け根から芽が伸びるのですが、このバラ(エル)は、直下ではなく、次の葉の付け根から芽が伸び始めました。

なかなかこちらの思い通りにはなってくれないものです。

 

園芸種のバラの葉は、花の直下から一枚葉(包葉)、三枚葉、五枚葉と続くのです。

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(クイーンエリザベスの夏花)

 

ところが、今年は七枚葉のバラが数多くありました。

7枚葉はオールドローズ、つるバラ、原種のバラに多いのです。

s-1095-3ピエール・ドゥ・ロンサール 

ピエール・ド・ロンサールはローズミンタラの新人ですが、つるバラです。

これに7枚葉があるのは、まあ、順当というところでしょうか。

 

周りを見るとHT(ハイブリッド・ティー)やFL(フロリバンダ)にも7枚葉があるではありませんか!

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左側の上からガーデンパーティー、サムライ、チンチン、真ん中がランドラ。

右側は花をカットしていますが、ベルサイユのバラ、ヘンリー・フォンダ、ハニーブーケです。

 

Oh! 七枚葉が7種類も! これはラッキーセブンですね。

耐寒性が弱いヘンリー・フォンダにまで7枚葉があったことには、小躍りしそうになりました。

他の株も探せば7枚葉がありそうなのですが、キリのいいところで切り上げです。

 

今年のお天気の激しい変動にもかかわらず、今のとこ丈夫に育っているようです。

こうなると欲深くなり、秋の花宴を期待してしまいます。

秋の薔薇が楽しみ。

“秋の薔薇は大人の色でしっとりと咲く”

 

 

 

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豆福ガーデン

暑い日が戻ってきました。

直射日光下では50℃? 針が振り切れてしまいました。

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東の窓ガラスに貼り付けた温度計です。

砂川の今日のデータを見ると、最高気温27℃、最低気温13

エアコンの出番はありません。

このギャップは、直射日光下と百葉箱の中の温度の違いでしょうか。

 

子どもたちの夏休みが来るのと時期を同じくしてバラも夏休みに入ります。

春バラが終わると剪定されるので、次の花が咲くまでの間が休みになるのです。

学校と違って一斉に夏休みになるのではなく、各自の能力に応じて夏休みです。

夏の庭は春に比較するとちょっと花数が控え目。

 

この端境期のローズミンタラを救うのが豆福ガーデンです。

鉢植えが主力なのですが、ちょっとご紹介します。

 

【庭と一体化】

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鉢植えだとお分かりになるでしょうか?

コルジリネが植えられているので、鉢植えだと気づかれるでしょうが、斑入りの野ぶどうが鉢を覆って周りのラベンダーやクレマチスと一体化してしまいました。

鉢は、植物に覆い隠され、もう見えません。

 

OPEN GARDEN

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小さなバスケットにダールベルグデージーを植えました。

野菊を思わせる小花が春から秋まで途切れることなく咲いて、来客を歓待します。

 

【入り口には】

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萌樹工房さん手づくりの吊り鉢にダールベルグデージーとオレガノケントビューティを配しました。

風にそよいで、いい雰囲気を醸し出しています。

木製の吊り鉢は断熱性と排水性に優れているので、夏には最適です。

 

【ハンギングバスケット】

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この一つの鉢に15種類ほどの草花が入っていると言ったら、信じてもらえるでしょうか?

信じてくださいね。ホントに入っているのです。

吊り鉢なので、水はけがよくて、根回りの空気も程よく交換され、ご機嫌よく成長するのです。

 

【球根ベゴニア】

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やっと、球根ベゴニアが花をもたげ始めました。

例年は吊り鉢が花盛りのはずなのですが・・・今年の天候不順の影響をモロに受けました。

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鉢植えもやっと咲き始めました。

芽が出始めた5月から6月にかけて、寒すぎました。

7月末は暑すぎでしたから、マイナスプラスゼロになるのではないかと期待したのですが、どちらも好ましい気温ではなかったようです。

植物はきっぱりと潔い結果を出します。

人間界では、まあまあですと曖昧な表現もできるのですが、植物はそうは行きません。

天地のめぐみと人手が相まって、機嫌のいい花となります。

今年の球根ベゴニアは、ご機嫌斜めです

 

【大鉢】

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この大鉢もコルジリネ中心にチョコレートコスモス、チェリーセージ、バコバのブライダルステラ、オステオスペルマム、etcを植え込んだものです。

赤銅色のコルジリネの葉は、葉は緑という常識を超えたユニークさがあって目立ちます。

植物は光合成で成長する。光合成は葉緑素によってもたらされる。

と教わったと思うのですが、この赤銅色で成長するコルジリネはどうなっているのでしょう。

気になります。

 

 

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夏のバラ

「暑さ寒さも彼岸まで」とは、よく聞くフレーズです。

春分の日(彼岸の中日、今年は321日)前後から暖かくなり、逆に秋分の日(彼岸の中日、今年は923日)前後から寒くなり始めるというものですが、当地にはこれが当てはまりません。

 

春の訪れの桜の季節は、ゴールデンウィークの頃です。

そして、お盆を過ぎるともう秋風。「暑さ寒さもお盆まで」なのです。

なんとも短い春と夏。

冬に居座られ、秋に追い立てられるのですから春と夏は立つ瀬がありません。

猛暑であっても、せいぜい暑さを満喫することにしたいと思います。

と強がってみたものの、7月後半の猛暑にはまいりました。

行儀が悪くて恐縮ですが、“ステテコやよくぞ男に生まれけり”状態でした。

※今やステテコはカラフルで、カジュアルファッションなのですよ。

 

ところが、8月に入った途端に気温がぐんと下がりました。

窓をすかして寝ると寝冷えしそうな温度になったのです。

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これが明日の予想最高気温です。

危険な暑さになる地方の方に分けてあげたい気温です。

 

春のバラは豪華に、夏のバラは小ぶりに、秋のバラはしっとりと大人の色で咲く。

どれほど小ぶりなのか、ご紹介します。

【レッド・クイーン】

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やや小ぶりなレッド・クイーンです。

 

それが、夏の二番花となると・・・

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こんなに小さいのに、花が開くのです。

花の高さも、花の径も更に一回り小さい。

暑いので、つぼみが十分に大きくならないうちに咲くのです。


夏花をつぼみのうちに一斉にカットして、秋の花芽が出るのを促すガーデナーがいます。

株の体力を温存して秋の花に掛けるのだそうです。

試してみたい誘惑に駆られますが、葉だけが茂って花がないローズミンタラを想像すると、怖くて実行できません。

小さくとも夏のバラに逢ってから秋のバラの準備をしたいと思います。

 

 

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