
採りたての甘夏が届きました。
皮の厚い「川野」という品種です。
これがマーマレードに最適。
ほろ酸っぱくて甘い、春の味。
ポットハウスに注文していた甘夏、これが届くのを心待ちにしていたのです。
熊のパディントンはマーマレードが大好き。
大福もパディントンに負けず劣らずマーマレードが大好き。
惜しげなく食べるには、パディントンのルーシーおばさんのように自分でつくるのが一番。
自分でつくるには、よく切れる包丁が必要です。
今までは、砥石を使ってボクが研いでいました。
簡易研ぎ器なんぞ問題にならん。
よく切れるぞ。
と ほくそ笑んでいたのです.
(研ぐ前の包丁)
去年、狸小路の「宮文」で包丁を研いでもったところ、めちゃめちゃよく切れる。
しかも切れ味が長持ちする。プロとアマの差が歴然。
というわけで、先日、札幌へ出かけた一番の目的はこの「包丁研ぎ」にあったのです。
研ぎ上がるまでに時間がかかるので、その間に棟方志功展を観に行ったという次第。
マーマレードを一年分つくるので、一丁の包丁でスライスすると、切れ味が落ちてきます。
それで、包丁を交代しながら使うのです。
ポットハウスのHPによると、スライサーでも大丈夫なようですが、うちではまだ試したことがありません。
(研ぎ終えた包丁)
プロの腕は、確かです。
見ただけでも、ピカピカ光って、いかにも切れそうです。
包丁の刃を指で挟んで、スーッと引いても一つも当たるところがありません。
食材がスパッと気持ちよく切れます。
料理の腕が上がったように感じますが、甘夏を薄くスライスする技はボクの手におえません。
豆福の匠の技の出番です。
ボクは、下ごしらえに専念することにします。
さあ、今年もマーマレードづくり開始です。
ブログを見て、ご自分でも作った方がいらっしゃいました。
「自作したけど、ほんとに美味しかったよ!」との声。嬉しかったです。
今回も作り方は、前回とほぼ同じなので、2015年3月18日 のブログをリンクしておきます。
よろしければご覧ください。
甘夏マーマレード
http://rosemintar.blog.fc2.com/blog-entry-635.html


