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ローズミンタラ

道産子(どさんこ)

となり町の美術自然史館で開催している 「 岩橋英遠展 」。

この画伯も日本画です。

江部乙町の出身なので、ボクたちにとって身近な風景も画題となっている。

岩橋英遠展チラシ




登山では 「 とっていいのは写真だけ、残していいのは足跡だけ 」 ですが、

絵画展では、どちらもダメ。

岩橋英遠展 会場周辺

写真なしでは、説明に窮するけれど、圧巻だったのは 「 道産子(どさんこ)追憶の巻 」

部屋の三面の壁を使って、地元の春夏秋冬を額装したもの。

第一面は冬眠の熊からスタートして、キタコブシが咲き、

りんごの剪定が始まるまでの構図 ( 白から緑へ )。

第二面は田植えから、トンボの群落までの構図 ( 緑から茜色へ )

という風に 季節の移ろいを、グラデーションを見るように四面に描いた横長の大作。

道産子(どさんこ)だった画伯の思いが詰まった作品です。



岩橋英遠 作品

彩雲、朱鷺、猫など著名な作品も多く、東京で活躍した人なのですが、

自分のふる里と呼べるのは、生まれ故郷だと書いていました。

鳥は、孵化した時に見たものを親と思い込むと言われていますが、

人も、生まれて初めて見た風景がふる里としてインプットさるのかもしれないと

思ったことでした。





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