
「温泉に行こうか?」
「いいね、どこにしようか?」
5日に冬囲いを終えたので、ちょっとのんびりしたのです。
思いついたのが6日の午後でした。
ローズミンタラと名乗っているからには、
カムイ・ミンタラ(大雪山連峰)の主峰、旭岳の麓(ふもと)の温泉に行こう。
そう思い立って、ネットでホテル・ディアバレーを検索すると 翌日の7日に空き室がありました。
夜の10時に予約をポチッ。
自動でOK !のメールが返信されて来ます。
何とも慌ただしい旅行ですが、思いついたが吉日と言うではありませんか。
翌日(7日)の午後1時に出発。
出発のときは雨だったのですが、深川あたりから霙(みぞれ)になり、旭川郊外では路外が白くなり始めました。
温泉道路を登る頃は道路も積雪となり、この冬、初めての雪道。
ちょっと緊張しました。
(ディアバレー)
ディアバレー(「鹿の谷」という意味です)は26室ですが、駐車場に車がありません。
気になって聞いてみると、今夜のお客はボクタチを含めて3人!!
山登り客やスキー客で賑わうホテルなのですが、この日は閑散でした。
3人でも、接客は満足できるものでした。
お願いした宿泊プランは、★シェフおまかせコース料理+7種のワインビュッフェ付≪エノテカセレクト≫というもの。
コース料理の手始めは、これ。
(コース料理)
コンシェルジュさんが運んでくれます。
これだけでも十分なボリュームで美味しかったのですが、これに、肉、魚、ワインが加わります。
(ワインセレクト)
ワインは7種類、飲み放題。
ぜ~んぶ飲んでしまってもいいのです!
でも、そんなに飲めません(約5リットルあります)。
定番の飲み方で、頂いてきました。
食前に食欲を高めるスパークリングワイン(1種類)、魚には白ワインを(3種類)、肉には赤ワイン(3種類)をワングラスずついただいたのです。
このワングラスの量が問題。
50ccずつだと7種類で、ハーフボトル。
100ccずつだと7種類で、フルボトル飲んだことになるのですが・・・
どれぐらい飲んだのかは、コンシェルジュのみが知るところ。
(館内)
山の中に3人しか泊まっていないのだから、当たり前なのですが、とても落ち着いた佇まいで、静か。
フトコロに余裕があれば、連泊したいホテルです。
もう一つ期待したのが温泉。
(この画像は、ホテルのHPから拝借しました)
源泉かけ流し、午後3時から翌朝10時まで入り放題。
ところが、男湯がぬるかった。
外国人の宿泊が多いので、ぬるめに設定していたのでしょうか?
豆福に聞くと、女湯は、熱かったと言うのです。
かと言って、女湯に入るわけに行かず・・・残念!
と言いながらも、男湯に3回も入ってきたのですから、文句は言えないかな。
朝食も、ボリューム満点。
和食+フレンチトースト
美味しくいただきました。
ここの雪は、春になっても白いままなのだそうです。
排気ガスや、塵がないからでしょうか。
「この窓の外には、うさぎなどの動物が来るんですよ」
とコンシェルジュのYさん。
楽しいお話を、ありがとうございました。
帰り際、2階から駐車場をパチリ。
すっかり雪景色です。
除雪が済み、従業員や配達の車が次々と上がってきます。
今日は、大勢の方が泊まるのです。
賑やかな夕餉になることでしょう。
記念に車の窓ガラスに今日の日付を記しました。
11.08です。
気温は、マイナス6℃。
窓ガラスが凍っていて、スクレーパー(氷掻き)が大活躍。
平地と旭岳の雪の量を比較するため、冬囲いの終わった庭をパチリ。
こちらでは初雪でしたが、
旭岳では、もう4回も降ったのだそうです。
「今日から根雪かな」と言っていましたから、その違いは大きい。
来年も、元気に冬囲いを終えることができたら、また、お世話になりたいホテルでした。
そのときは、ぜひ、熱いお湯をお願いします(笑)。


