ローズミンタラ

大原美術館展Ⅱ


 

大原美術館展Ⅱは、国内外の作家50人の71作品を展示する展覧会です。

s-963-1舞踏会の前 


大原美術館は、岡山県の倉敷市にあります。

自治大のフロアー会が岡山で開催された折、豆福と観に行ったことがあります。

広大な敷地に複数の美術館があり、様々なジャンルの銘品が無数に展示されていました。

そうそう来ることはできないので、欲張って、複数あるぜ~んぶの美術館を見て回ったのですが、膨大な作品群に圧倒され、頭も身体も疲労困憊してしまいました。

※大原美術館の公式ホームページはこちらから。

http://www.ohara.or.jp/201001/jp/index.html

 

 

今回の展覧会は71作品。

疲労困憊せずに済むに違いない。

豆福と行ってきました。

北海道立近代美術館の開館40周年記念事業なのです。

北海道教育委員会のホームページは、こちらから。

大原美術館展II

http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/knb/exhibition/ohara2.htm

 

大原美術館の創立者は倉敷の大原孫三郎(倉敷紡績、クラボウの二代目社長)です。

コレクションの礎となったのは、岡山出身の洋画家・児島虎次郎が、孫三郎の支援を受け、1920年代前半にヨーロッパで収集した作品群。

孫三郎の跡を継いだ長男總一郎は、「美術館は生きて成長してゆくもの」という信念のもとで、所蔵作品の拡充と展示場の増設を行ってきたといいます。

もう、こうなるとこの美術館は一企業家の道楽とか趣味とかの領域を超え、企業メセナとかの領域をも超越した存在です。


s-963-2.jpg 

入口には岸田劉生の「童女舞姿」のウエルカムボード。

写真撮影OK。

ふと、駄洒落が浮かびました。

「童女(どうじょ)ご一緒に」と、撮影をお誘いしているのです。

 

s-963-3.jpg 

  

児島虎次郎の油彩は明るい光の点描画が印象的でしたが、「やっぱり現物を見ないと分からないものだな~」と思ったのが、この絵

s-963-4.jpg 

パンフレットやHPを見ていたときは、てっきり「バラ」のパーゴラだと思っていました。

大きな現物を見ると、なんと、「朝顔」だったのです。

s-963-5朝顔 

これはポストカードなのですが、現物は大正時代の作品で、浴衣姿の女性と蔓性の花を描いたものなのですから「朝顔」で落ち着くのに、自分がバラを栽培しているものだから、ついバラだと思い込んでしまったのです。

先入観を持っていると正しく見えない ということを実体験してしまいました。

 

もうひとつ面白いのを見つけました。

これもポストカードなのですが、本物のサイズはA4+α
s-963-6髭のモナリザ 

モナリザ?


ところが、よくよく見ると、髭(ひげ)があるのです。

s-963-7.jpg 

パロデイにしても、あまりにも印象的だったので、つい、購入してしまいました。

ちなみに正式タイトルは「LH...Q」(タイトルの解説はありませんでした)

マルセル・デュシャンの作品です。

いっそのこと、「髭(ひげ)」というタイトルだったら・・・

 

マチスがいたり、ピカソがいたり、シャガールがいるのです。

勿論、日本人の梅原龍三郎がいたり、棟方志功がいたり、パンフレットにもなっている「舞踏会の前」の作者、藤田嗣治などにも出会えるのです。

岡山の美術館の収蔵品と比較すると、近美の作品群はライトですが、往復の足代を考慮するとお財布にも優しくて十分楽しめる美術展。

この美術展は6月11日(日)までです。








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