ローズミンタラ

一万円選書



ウチのマチに一軒の本屋さんがあります。

子どもの頃から、文房具や本でお世話になっている お店。

立ち読みしていても、ハタキをかけられることもなかった。

今も本を選ぶだけではなく、豆福との待ち合わせにも利用させてもらっている。


本を選ぶときは、二人とも 「 好みの本は匂いで分かる 」 と信じている。

本のタイトルを見て、著者を見て、中身をパラパラとめくる。

自分に合っているか否か、鼻が判定をする。 嗅覚がモノを言う。


でも、本の好みは、豆福と大福とでは、98%ほども違う。

不経済だけれど、こればかりは、どちらも譲れない。



時には、鼻がきかなくて、あれっ! ハズレだ! というときもあるけれど、

それは、ご愛嬌。



この本屋さん、 あの 「 一万円選書  」 で名を馳せている 「 いわた書店 」 です。

s-369-いわた書店

一万円で、その人に適した本をご主人が選んでくれるというもの。

11月30日にHBCラジオ「のりゆきトーク、フーズフー」にご主人が出演しました。

パーソナリティの 「 のりゆきさん 」 も一万円分の本を選んでもらった。

のりゆきさんの 喜んでいる はずんだ声がラジオから流れました。

聞いているうちに、そのうちの一冊が欲しくなりました。

「 逝きし世の面影 」 という本です。

注文したら、早速 届けてくれました。

s-369-お店のブックカバー  おあつらえ向き

平凡社の文庫本で600ページ。 重さ320g。

お値段は、1900円(税別)

これは、幕末、明治に来日した外国人が見た文明を

渡辺京二 ( 在野の思想史家 ) が14篇に区分して書き表したもの・・・らしい。

( まだ、本文を読んでいないので 「 ・・・らしい 」 としか書けないんです。 )



パラパラとめくると、結構、挿絵がある。

ちょっとご紹介しますね。

s-369-挿絵


来年の干支にちなんで? 馬の挿絵も豊富です。

s-369-来年の干支にちなんで「午」


一編完結型なので、文庫本14冊を買ったと思えば、リーズナブル。

これで、しばらくは、待ち時間を持て余すことが無くなりそうです。

厚いので、イレギュラーに読むことにしました。

最初に目次、次に、あとがき、そして解説。

本文は、これからゆっくりと・・・

s-369-目次、あとがき、解説

Amazonや楽天などのデジタル書店、

郊外型大型書店が幅を利かせ、

近隣では、マチの本屋さんが消えてしまった。



ご主人は、「 マチの本屋は、絶滅危惧種なんです 」 と笑い飛ばしています。

「 一万円選書 」 にしても、他人に代わって選ぶのですから、

そのご苦労は、並大抵のことではないと思いますが、

いつまでも、あり続けて欲しいマチの本屋さんです。



ps.

いわた書店のブックカバーには、こんなことばが印刷されています。

「 本の中に なにがある 字がある 字の中になにがあるか 宇宙がある 」

「 ペンのさきから 文字が生まれる 文字が生まれると 文化がおこる

  ペンでおこした文化は くずれないが 銃剣でおこした文化は ながくつづかない 」




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