ローズミンタラ

闌 (たけなわ)


「芸術の秋」を気取って、近美 ( 北海道立近代美術館 ) へ。

と、言っても、ヤボ用と 「 風立ちぬ 」 のついでだったのですが・・・

日本画の 「 星星會 ( せいせいかい ) 展 」でした。

星星會展

気になっていた絵があります。

「 闌 ( たけなわ ) 」 というタイトルの鶴の絵。

新聞で見たときは、

丹頂が求愛のダンスをする真冬、

降りしきる雪の中の構図だと思っていました。

まるで、サンピラーの中にいるみたいだ。

闌(たけなわ) 作:牧進

会場で見ると、雪と見たのは、桜の花びら!

えーっ、桜吹雪に求愛? この季節が求愛の闌(たけなわ)?

季節がまるで違うんじゃない? と思って帰ってきました。



闌(たけなわ)という字義には、

① 「 一番盛んなとき 」 という他に、

② 「 少し盛りを過ぎたとき。衰えかけたとき 」 という意味もありました。

牧進画伯は②の意味で題名を付けられたのかもしれません。

現物を見なければ、勘違いしたままでいるところでした。



作品は題名の付け方もきれい。思わず書き留めて来ました。

参考までに

下田義寛画伯は、青が清冽な色調で、 凍月、聴春、寒明、夕映 など。

牧進画伯は、 秋意、闌(たけなわ)、驟雨(しゅうう)、雪色、

         春飆(これは、春のつむじ風のことです)

         淡雪、美麗相愛(金の孔雀に白い牡丹)

         夏の宿(ホタル)、朝寒(柿)、寒月(白梅)・・・

田渕俊夫画伯は、墨絵で、 春爛漫、水上雪情、春もよい、雪しきる・・・

竹田浩一画伯は、霞がかったベビーピンクの色調で、 花回る、山羊、鼓、夜さめ・・・

近美の売店


「絵とことば」の両方を堪能した絵画展でした。




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