ローズミンタラ

風立ちぬ、いざ生きめやも


豆福とジブリ映画 「 風立ちぬ 」 を見てきました。

印象は、零式艦上戦闘機 ( ゼロ戦 ) の設計者である堀越 二郎の青春と、

堀辰雄の小説 「 風立ちぬ 」 がうまく融合した作品。


スタジオジブリ 「風立ちぬ」




堀辰雄の 「 風立ちぬ 」 の要約を抜粋すると、

『 結核に冒されている婚約者に付き添い、彼女の死の影におびえながらも、

残された時間を支え合いながら共に生きる物語。

時間を超越した生の意味と幸福感、風のように去って行く時の流れの裡に

生きることと死ぬことの意味、死を越えて生きることの意味をも問う作品 』

堀辰雄の「風立ちぬ」




これに堀越二郎の青春を重ねあわせた。

零戦の 「 零式 」 の名称は、採用された1940年 ( 昭和15年 ) が皇紀2600年で、

下2桁が 「 0 」 であることから付けられたもの。

堀越二郎は、戦後に初めて日本が開発した旅客機 ( YS-11) の設計者でもあります。




風立ちぬ 「生きねば」

映画では、

作中人物に感情移入したり、義父を思い出したりして、

涙腺が緩くなって、困った。

義父は、ゼロ戦を大津から知覧まで運んだパイロット。

小柄ながら、丈夫なからだ。

地形の読み取りに長け、飛行技術が秀逸。

いかに早く、確実に飛行機を届けるか、

病床で、何度も、何度も、繰り返し、繰り返し話をした。

きっと、義父の自慢で、誇りの一つだったんだ。

逝く前に聞くことができて、よかったと思う。



「 風立ちぬ 」 は、カンヌ映画祭にノミネートされた。

日本では、堀辰雄の 「 風立ちぬ  」とゼロ戦への思い入れとがあり、

しかも、宮崎駿、最後の長編アニメと言われ、受賞の期待が大きかった。

結果は、残念。

グローバルなコンクールでは、思い込みとは、決別して

評価しなければならいことを知りました。







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