ローズミンタラ

走る


富良野グループの演劇、 「走る 」 を観に富良野演劇工場まで車でひとっ走り。
3月6日 (月) の夜のことでした。
豆福はテレビで 「 前進せずにその場で走る姿 (?) 」 に驚き、
ボクは走ることに 「あこがれ 」 があって、見に行くのを決めたのです。
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ポスターの
「 人は何のために走るのか 何に向かって走るのか 」 の問題提起は、鮮烈でした。
ボクは走ることはムリなので、そんなことは考えたこともなかったのです。
悔しいことには、夢の中でも走ったことがありません。
「 夢の中でぐらい走らせてくれてもいいのに! 」

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走ることはムリですが、車でなら人並みに走ることができます。
ボクにとって車は、便利なランニングシューズのようなもの。
舞台のランナーが 「 水とガソリン、どちらが大事ですか? 」 と 言いながら走っていましたが、ボクは 「 どっちも! 」 です。

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パンフレットに、舞台の 「 あらすじ 」 が載っていました。
「 時のマラソン ・ ・ ・ 一年365日を昼も夜もなく走り通す奇妙で過酷なレース。
報酬も賞金もトロフィーさえも出ない、この徒労のレースに、毎年全国からランナーが集ってくる ・ ・ ・ 」

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公演時間1時間40分。その間、30数名のランナーが走り、走り、走る。
3.11のトラウマに苦しむ者、 走りを極めたい者、 病を押して走る者、 自衛隊で駆けつけ警護の任を負わされた者、 桃尻ランナーの尻を追いかける者、 伴走者とともに走る者、 心身ともにボロボロになっても走る者、 様々なランナーが、春夏秋冬を、人生のドラマを、走り、走り、走る。
「 人は何のために走るのか
何に向かって走るのか ・ ・ ・ 」
この問いかけは、走りを知らないボクにはムリ。 熟年ランナー夫妻に訊いてみることにしよう。

1時間40分で答えを見つけることはできませんでしたが、舞台は体力勝負だということを見せつけられる公演でした。
ちなみに、ゼッケン3番の人は、疲労骨折で代役が出演していたのだそうです。

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8時40分に舞台が終わってからの帰り道。
お天気はいいし、道路は舗装が出ていてカラカラ。
それなのに、国道38号はガラガラ。
片道1時間20~30分の道のりですが、ボクの車の前には車がいない。
後ろにも車がいない。まるで太平洋独りぼっち (いや違った、ふたりボッチでした)。


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この国道はしばらくぶりだけれど、こんなに車が少ないのは初めて!
オリンピック特需で32兆円の経済効果とか言われていますが、田舎はそんな風とは無縁です。
高齢者の比率が増えて夜は出歩かず、遠出をする者がいなくなった。
経済活動が低調になり物流が減って、夜の9時台なのに国道に車はいない。
首都圏とは、大きな落差。
この実態を知ったうえで、お偉方は施策を講じているのでしょうか?

演劇 「 走る 」 での問題提起と、国道を車で 「 走る 」 ことで想起した疑問。
珍しく、小難しいことを考えてしまいました。







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